人生ってものは、積み重ねていくものではなく、すり減る一方ではないかと最近思います
生を成したものは、その瞬間から、死へと向かってゆるやかに動き始めます
出会った人とも、お互いの時を重ね合わせはするものの
やはり、確実に別れという区切りに向かって動き始めます
どんなに力を入れて踏ん張ろうと、そこから逃げ仰せることができる人はいません
いつ、そのことに気づくのか?
それが、人生の大きな分かれ道になるような気がします
すり減る一方だからこそ、大切に使う必要があるわけであり
別れを意識するからこそ、重ねる時を意味あるものにしようと良心がはたらくのです
人生は鉛筆と消しゴム
心は1枚の紙
そんな気がします
自分の鉛筆で、誰かの心に、ヒドい言葉を書きなぐることもできます
自分の鉛筆で、自分の心に、自分だけのための物語を書くこともできます
自分の鉛筆で、自分の心に、誰かから1枚の絵を書いてもらうこともできます
誰の心に何を書いても、人生という鉛筆はすり減るのです
誰の心に何を書くのも自由
そして、自分の心に、誰から、どんなことを書いてもらうかは
自分次第なんでしょうね
消しても消しても跡が残るように、くっきりと書き残していく人もいるでしょうし
いったい誰が書いたものだか思い出せないような、そんな筆跡もあるでしょう
ずいぶんと、いろんな人の心に、いろんな言葉を書いて来たのだと思います
それは、既に跡形もなく消えているかもしれませんし、いまだにくっきりと残っているかもしれません
自分の鉛筆は、あとどれくらい残っているのでしょうか
自分の心には、誰からどんなことを書いてもらっているのでしょうか
ありのままの自分を受け入れる
それは、いろんな人から書いてもらった1枚の紙を見つめ直すことなのかもしれませんね


0 コメント:
コメントを投稿