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2009年10月20日火曜日

鉛筆と消しゴム、そして、1枚の紙

人生ってものは、積み重ねていくものではなく、すり減る一方ではないかと最近思います

生を成したものは、その瞬間から、死へと向かってゆるやかに動き始めます
出会った人とも、お互いの時を重ね合わせはするものの
やはり、確実に別れという区切りに向かって動き始めます


どんなに力を入れて踏ん張ろうと、そこから逃げ仰せることができる人はいません



いつ、そのことに気づくのか?

それが、人生の大きな分かれ道になるような気がします



すり減る一方だからこそ、大切に使う必要があるわけであり
別れを意識するからこそ、重ねる時を意味あるものにしようと良心がはたらくのです



人生は鉛筆と消しゴム

心は1枚の紙


そんな気がします




自分の鉛筆で、誰かの心に、ヒドい言葉を書きなぐることもできます

自分の鉛筆で、自分の心に、自分だけのための物語を書くこともできます

自分の鉛筆で、自分の心に、誰かから1枚の絵を書いてもらうこともできます



誰の心に何を書いても、人生という鉛筆はすり減るのです



誰の心に何を書くのも自由


そして、自分の心に、誰から、どんなことを書いてもらうかは
自分次第なんでしょうね


消しても消しても跡が残るように、くっきりと書き残していく人もいるでしょうし
いったい誰が書いたものだか思い出せないような、そんな筆跡もあるでしょう



ずいぶんと、いろんな人の心に、いろんな言葉を書いて来たのだと思います

それは、既に跡形もなく消えているかもしれませんし、いまだにくっきりと残っているかもしれません



自分の鉛筆は、あとどれくらい残っているのでしょうか


自分の心には、誰からどんなことを書いてもらっているのでしょうか




ありのままの自分を受け入れる

それは、いろんな人から書いてもらった1枚の紙を見つめ直すことなのかもしれませんね

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